ザクのラーメン屋 制作記


第25回オラザク選手権 ガンプラ部門 1次審査通過 81点獲得

■使用したキット

MEGA ザク(バンダイ)
1/1 カップヌードル(バンダイ)
1/48 WWⅡドイツ国防軍歩兵チーム(タミヤ)
1/48 ドイツ軍用サイドカー(タミヤ)
広葉樹キット(大)80~130mm(KATO)

■コンセプト

バスを再利用したラーメン屋があるなら、ザクのラーメン屋があってもいいじゃないか。というのが始まりです。店主はザクのパイロットをしていた元軍人。戦争が終わり、平和な世界でラーメン屋を営む。かつての相棒だったザクを店舗に改造して。

■ザクをどうやって店にする?

コンセプトが決まったのはいいが、ザクでどうやってラーメン屋を開く? バスならもともと乗客のスペースはあるが、ザクは乗員1名。
考えた結果、胴体は装甲のみを使い屋根と壁に。頭と手は飾りとして、おふざけポーズをとらせました。ただ、各部位は胴体の本来の場所には付いていないので、見方によっては、ちょっと怖いかも。

■店のレイアウト

店のレイアウトをするにあたり、ラーメン店の動画を閲覧しました。しかしながら、実際に作れる配置になっているか、まったく自信はないです。
調理器具など、細かいところまで再現したつもりですが、カウンター席に隠れて、ほとんど見えないのが残念です。

■指

ザクの制作で一番時間がかかったのは指です。6㍉のパイプを使い、関節にはBB弾をかませています。

■ラーメンのオブジェ

器はガチャポンのカプセルを使っています。屋号ですが、当初はZAKUの「Z」で「〇Z(まるゼット)」にするつもりでした。ところが、制作している間に諸事情で「〇ザ(まるざ)」に変えざるを得なくなってしまいました。お察しください。ハンマカ〇マ。

麺はバンダイの1/1 カップヌードルのパーツを使いました。チャーシューやナルトは板から切り出して、ペンキを塗ったという設定です。でも下から見上げる客からは見えませんが…

■これ、誰の写真?

主人の後ろには、兵隊だった頃の写真が飾ってあり、ザクのパイロットとしての誇りを忘れてはいない―という設定にしました。しかし、妻に見せると「なんで店の中に遺影があるの?」と言われてしまいました。

■ガラス戸は開閉可能

正面のガラス戸は開けっ放しにするようにしました。ガラス(透明プラ板)越しだと、店内がクリアに見えないからです。
ちなみにこの戸は敷居に溝を作ってあるので、開閉可能です。

■ポスターでセイラさんカメオ出演

頭部側の壁には、ビールの宣伝ポスターが貼ってあり、劇中に登場した水着姿のセイラさんが微笑んでいます。ちなみに商品名は COMET BEER(コメットビール)、彗星ですね。

■人、むずい!

主人1人、客3人はすべてタミヤの1/48 歩兵キットから改修しました。
とにかく顔を作るのがむずかしい! 客は全て店内を向いているのであまり気にしなかったですが、店主はこちら(外)を向いており、なおかつ物語の主人公です。この人の表情で作品の伝えるものが、ガラリと変わってしまいます。

設定としては、かなり年配で、モデルはクリント・イーストウッド。あの苦み走った顔で過去を瞑想しているシーンを再現できればよかったのですが…
結局、いろいろやって最終的にはアンディ・フグっぽくなりました(個人の感想です)。ただ、設定よりもだいぶ若くなってしまい、まだ現役で戦えそうです。

あと、細かいところですが、インスタに上げようとしている男のスマホ画面(2㍉程度)には蓄光シールが貼ってあり、暗い店内でも光っているようにしたつもりでしたが、正直あんまり分からないですね。

■店内の小物

コップの直径は1.5㍉。これに水面まで1㍉の穴を空けています。なのでコップの厚さは0.25㍉です。こんなに小さくても48倍すれば直径7.2㌢で、ジョッキ大のコップとなります。
ラーメンも器が直径6㍉ですが、これも48倍すると28㌢で、メガ盛り用の器ですね。
箸入れは直径2.5㍉のランナーに2㍉の穴を空け、そこに0.3㍉の真鍮線を箸として入れています。

■自動販売機

プラ板で箱組をしたのですが、LEDライトの光が漏れないようにアルミホイルを裏に貼りました。後で知ったのですが、遮光塗料というものがあるようですね。こだわりとしては、商品の缶はクリアパーツで作り、裏から光らせています。

■木

針金に粘土を巻き付け…と思っていたのですが、技量と時間が足りなかったのでキットを使いました。
広葉樹キット(大)80~130mm(KATO)です。

■芝生

パウダーを振りかけるだけでいいと思っていたのですが、全てベタッと寝てしまいます。昔の田植えみたいにピンセットで少しずつ付けていきましたが、上手くいかず。結局、グラスアプリケーターなる道具を購入、静電気で立てることができました。

■バイク

主人の通勤用バイクです。軍用のサイドカーを使いました。不要なものを付けなかっただけで、ほぼ改修はしていません。

■地面

百均のスタイロフォームに石膏を塗っています。店舗の地下の部分は、くり抜き、そこに電池ボックスを納めています。

■照明

街灯、店内の照明、ザクのモノアイ、自販機などに使用。百均のLED商品から流用しています。明るすぎると撮影したときに白く飛んでしまうので(撮影技術が未熟なのか)、電球?の部分に塗料を塗って光度を調節しました。

■反省というか言い訳

今回、初めてジオラマに挑戦しました。いきなり言い訳ですね。テスト前に『ぜんぜん勉強してないし、寝不足やし』みたいな、ハンデがありますよ―みたいな…
制作にあたってユー・チューブで勉強しました。地面、木、草の作り方、フィギュアの塗り方、LEDの配線、木目調の塗り方、などなど。
特に人の顔が難しかったですね。造形と塗り方。この部分で、だいぶ減点されたと思います。センスも無いですが、最近老眼が…(また言い訳かい!)
でも正直、楽しかったですよ。物語の1つのシーンを作るというのは。また機会があれば挑戦します。

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